戦う理由

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それから俺は二人に全てを話した。 キメラに襲われたこと 柊に出会ったこと 超能力に目覚めたこと 対策室で働いていたこと そして、二人を超能力に目覚めさせたのは俺が原因だろうということ 二人は驚きながらも俺の話を聞いてくれていた。 二人がどんな気持ちで聞いていたのかはわからなかったがこの後、どんな結果になっても俺はそれを受け入れる。今の俺にはその覚悟があった。 「始まりはあのバイク事故のときだったんだな」 俺は目を閉じて頷いた。 「そうだ、あれが始まりだった」 俺は目を開けて二人を見た。 「それで……相馬、飛鳥。お前らも目覚めちまったんだよな?」 二人はなぜか嬉しそうな顔で答えた。 「ええ。私が颯斗の傷を治したらしいし、たぶんそれが私の力なんでしょう」 「俺も蒼い炎みたいなのが手からでた」
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