林泉寺の六代目

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  「おっししょうっ!」   「これ虎。私は師匠などにはなったつもりは無いぞ。」   「我のお師匠はおっししょうさんだけだい。」   「あ、先程、城下で虎と遊んておられた子ですが…」   「うん、知ってる。 付き合うな。だろ?」   「何もそこまで…」   「豪族とかって一族らしいんだけど… 遊ぼって言ったら仲良しになったんだ。」   「で、あれだけの人数が?」   「うん。ヘヘヘ。」     『このお方は…  ただの遊びであれだけの人数を…  人を動かす才が有る。 長尾家当主・晴景に匹敵す!』    
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