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「おっししょうっ!」
「これ虎。私は師匠などにはなったつもりは無いぞ。」
「我のお師匠はおっししょうさんだけだい。」
「あ、先程、城下で虎と遊んておられた子ですが…」
「うん、知ってる。
付き合うな。だろ?」
「何もそこまで…」
「豪族とかって一族らしいんだけど…
遊ぼって言ったら仲良しになったんだ。」
「で、あれだけの人数が?」
「うん。ヘヘヘ。」
『このお方は…
ただの遊びであれだけの人数を…
人を動かす才が有る。
長尾家当主・晴景に匹敵す!』
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