そっくりな君

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見合いの席は都内の有名なホテルのレストランで行われる ホテルに着くと先にいた両親が来て、見合い相手の下へと案内した。 「こんにちは。今日はよろしくお願いします。」 見合い相手が来たと思い、声がした方へと振り返り俺は目を見張る。 死んだはずの彼女がいた 驚きのあまり声を出せずにいると、見合い相手の方から挨拶をしてきた。 「中園麻里(ナカゾノマリ)と申します。よろしくお願いします。」 外見は全く同じ麻里と言う女性。しかし、不思議なくらい声だけは全く、死んだ彼女とは違う声。 透き通る美しい声。 .
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