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「桜(さくら)、バイオリンのお稽古は終わったのか?」
「あの先生教えるのが下手だから逃げてきちゃった。」
それを聞いた楓はため息をついて2階に上がっていった。
「それよりあなたが今日の桃(もも)のお世話ね?」
なんだって?モモ?誰だそれ?
「そうでした。まだ仕事内容を伝えてなかったですね。それではこちらへ」
爺さんは応接間まで俺を連れていった。ここもかなり広い。
「私の自己紹介がまだでしたね。私ここの執事長を勤めさせてもらっております。」
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