1473人が本棚に入れています
本棚に追加
コンコンコンコン…
「…………」
コンコンコンコン…
シーン…
出てこない。返事すら聞こえない。ドアノブを捻ってみると……鍵はかかってない。
「失礼しま~す。1日バイトの中岡で~す。」
小さい声で入っていく。
そこは女の子の部屋と言うにはあまりにも色が無くて、殺風景で、大きなベッドだけがドンッと置いてあった。
そしてベッドと布団に挟まれて桃ちゃんと思える少女が眠っている。
可愛い寝息を起てていたけど、その顔はうなされているみたいだった。
最初のコメントを投稿しよう!