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俺はおにぎり2つとお茶。サク
は唐揚げと好物のさくらんぼが
入ったさくらんぼヨーグルト。
(て言うか、朝から唐揚げって
ある意味素晴らしい)
「サクは朝からよく食うな~」
「え~?そう?」
「うん、唐揚げって。俺は胃が
もたれる…」
「くふふっ、紅ちゃんってばオ
ジサンくさ~」
豪快に笑い飛ばすサクに、俺の
胃がおかしいのか?と思った。
…まぁ、とりあえず食べよう。
隣の唐揚げ人間はもう先に食べ
ているようだし。
「モグモグ…んまいう~」
「んまいう~って何か新しくない?」
「くふふ、だって俺バージョン
だもんっ☆」
「じゃあ半分は?」
「簡単に言うとパクリだね!」
唐揚げを頬張りながら言う彼。
簡単に言わなくてもパクリだと
思うよ、サクくん。
あぁ、お願いだから俺の大好き
なキラッキラの笑顔でパクリと
か言わないで。
「? 紅ちゃん食べないの?」
「あー食べるよ」
「何だぁ、紅ちゃん食べないな
らおにぎり2つとも食べようと
思ってたのに~っ…」
「……さすがにそれは飼い主と
して、ちょっと」
…太ります。
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