木実さん宅

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「今日一日、よろしくな」 「はーい」 「紅ちゃあん…っ!」 「大丈夫だ、チカは見た目より は怖くないから」 「は、って何すか。紅さん俺に 喧嘩売ってんの?」 「ヒィッ!…じゃ、じゃあ俺は 仕事に行ってくるから…」 「え、紅ちゃあーーんっ!」 お願い!紅ちゃんカムバック!て言うか待って…何で俺この人んち預けられたわけ…? だってこの人超コワい…起きた ばかりなのかスウェット姿で髪 はボサボサ。いや、まぁこれは 人間だもの仕方ない。 要点はそこじゃないんだよね、 まず目が鋭い。うん、て言うか 目つきめちゃくちゃ悪い。 あとね~出会って5分くらいで 分かったこと。 この人ね…すっっごく口悪い! さっきの5分で紅ちゃんに何回 毒を吐いたことか…。 「えっと~…サクさんだっけ? ソファー座っててよ」 「は、はい…」 や、やっぱり何かコワい! 俺はかちこちの体のまま綺麗な ソファーに座る。 やっぱよそのソファーって違う な…何かぎこちないもん。 早くお家に帰りたいよぅ…。  
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