はじまり

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呪いの絵…通称、死の絵。 何しに、何のために、みんなに広めるの?? 「ケイ?この事、みんな…誰かに…私以外の人に話した??」 「今日、初めてユリ姉さんにだけ話しました。」 「他の人に、話しちゃ駄目よ??」 「何で??」 「その絵は、あってはいけない絵なの。誰にも知られちゃいけないの。」 「でも、何であっちゃいけないの??」 「内緒!じゃぁ、ケイは、何で、そんな夢をみて、誰から言われたの??」 「…呪いの絵は、一つだけ、死なずに済む方法がある。でも、ちょっとやそっとじゃ、呪いは溶けない。って言ってたの。全身真っ黒なの!!目だけあったの!!」 ケイは、泣き出した。 よっぽど怖かったのだろう。 私は、ケイがこんな子だと思わなかった。 不思議で沢山な子だから。 私がケイを守らなきゃ!
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