アラフォーでの再会

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翌日、私は勇気を出して富貴子に電話をしてみた 『富貴子?私、鈴子…』 『電話ありがとう。よかった。かかってこないかと思った』 『昨日はごめんね』 『こっちこそ待ち伏せなんてしてごめんなさい』 『富貴子は結婚してるんでしょ?子供は?』 『小学生の子供が二人いるわよ。あの…よかったら今日遊びにこない?』 『いいわよ、でもいいのかな』 『その住所の駅まで来て。着いたら私迎えにいくから!』 その場所はお金持ちが集まるセレブ街でもあった 駅につくと、私はすぐに電話をした 富貴子は5分くらいして車でやってきた。シルバーの外車に私は乗り込む 『主人はほとんど乗らないの。私ばかり乗ってるのよ』 『セレブな生活してるわね。私は相変わらず気ままな生活かな…趣味が仕事にかわっちゃった』 『何してるの?』 『ものかきよ(笑)世間ではエッセイストとか言うやつ』 『鈴子本好きだったもんね。順調?』 『贅沢しなきゃじゅうぶんにやってけるわよ』 今日の富貴子はとても元気で昔の明るい笑顔だった
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