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「お~い、何やってるんだ」先を歩いていた中田が来ない恵達を迎えに来た。
「中田くん、いいモデルが見つかったよっ!」田畑は興奮気味においでと手を振り呼ぶ。
「恵、あの人は誰なの?」田畑達が騒いでいる間にさくらがこそっと小声で和香を尋ねた。
「海くんの婚約者。後で紹介するね」
「えっ!?」
「旅行の事を話したら来たみたい…」
「そうなの…」
「うん―」
「わ~、おっきそうな胸っ」突然、なんの脈絡もなく和香は後ろからさくらに抱きつき、胸を鷲掴みした。
「きゃーっ!!」さくらはしゃがみ叫ぶ。
「大丈夫!?和香さんっ、そんな事しちゃ駄目ですよっ!」恵は驚きながら和香をたしなめる。
「え~、別に減るもんじゃないんだし」和香は悪びれないようにそっぽを向いた。
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