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トントントン
「空~!朝よ、起きなさい!」
僕はベッドからゆっくり起き上がった。ゆっくりじゃないとすぐに貧血を起こしてしまう。特に朝は貧血を起こしやすい。
これというのも生まれつき体が弱いせいだ。
制服に着替えて、準備をしてから下へと降りていった。
「おはよ~お兄ちゃん!」
すでに食卓について、朝食を食べているのは朝からテンションの高い妹、梨愛だ。
兄の巧は部活の朝練に行ったようだ。
「おはよう、梨愛。お母さんもおはよう。」
僕はそういうと椅子に座った。
「おはよう、空。体はどう?今日はきつくない?」
お母さんは凄く過保護だ。
「大丈夫だよ。」
僕はそういうと朝食を食べ始めた。
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