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『何でも切っちゃう散髪屋さん
腕には自信有り相田散髪屋』
…かんじばっか。
「何でも切っちゃう…って…」
「…かんじ、ばっか」
「読めない?」
「…う、ん」
ならったこと、ないのばっか。
「んふふ、とにかく、
ここでうーちゃんの髪、
切っちゃいましょう」
「あーい」
─ カランカラン
どあをひくと、べるがなった。
なかには、わかい、かっこいいひと。
はさみをちょきちょきしてる。
「いらっしゃいませーって!
…って、ニノじゃん!!」
「こんちわ、相田さん」
「何、また髪切りに来たの!?」
「まぁ、そんなとこです」
「うひゃひゃ!
今日は暇でね、今さっき最後の予約のお客さんが帰って行ったんだよーって!」
「…、」
「はいはい、座って座って!」
おいら、なんもしゃべれない…
「否、俺じゃないです」
「え?」
「この子、」
せいによばれて、かおをだす。
「…え、え!?だ、誰その子!?」
「…はじめ、まして」
なんか…
このひと、げんきな、ひと
.
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