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人里を越え、太陽の畑へと進む琥珀。
琥珀「夏だからか?向日葵が凄いな……種持って帰るかな、きっと萃香が喜ぶ。」
琥珀「最近じゃ野菜や果物も育ててるって言ってたな……さて、一軒家はどこだ?」
辺りを見ながら飛んでいくと、ぽつんと一軒家がありました。
琥珀「お、ここか。」
琥珀は着地し、ドアのノックしようとしたが……
琥珀「起こすな危険?……寝ているのか」
しばらく 外で待つ事にしました。
一時間後……
琥珀「まぁ仕方ないよな。」
「ちょっとそこの貴方、人の家の前で何をしてるの?」
突然、緑の髪の女性に傘を突きつけられました。
琥珀「あ、いえ別に怪しいものではないです。風見幽香って妖怪から依頼がありまして、来てみたのですがどうも就寝中のようで起こすのもどうかと思いまして、ここで待っている次第です。」
なるべく 丁寧な言葉で返す琥珀。でもあんまり笑顔じゃないです。
傘「そう……」
傘(札を掛け替えるの忘れてたわ……)
この人が風見幽香さんです。
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