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大体の後始末が終わり、更衣室で制服に着替えて…少しを伸びをしたら、少し声が漏れる。
今日も一日が過ぎてくな、と携帯の液晶画面に表示されている時刻を見て、一層、疲労感が襲う。
元々は、違う地方の出身で、こちらには男子寮を借りて、住んでいるのだけど、学校施設の一部なのに少し離れた場所なので、少し帰るのが面倒くさい。
「遅い!貴様、どれだけ、私を待たすのだ!!」
まだ、他の男子が着替えてるのに、堂々とドアを開け、仁王立ちするあびる。
周りから聞こえる、野太い悲鳴が聞こえる。
新手のセクハラか?
つか、年頃の女子なら、もう少し自重しろ。
「着替えおわったから、中をみるなよ…。ほら、ここ、男子更衣室だから。」
こいつのマイペースぶりには、いつも呆れさせられる。
生まれながらの金持ちは、大体こんなもんなのか?
「そうか。なんか失礼をしたようだな。皆、すまなかった。」
金持ちというか、態度が重役だな。いや、社会人じゃないから、本物はわからんが、予想で。
つか、こんな男前の女上司んとこに、配属されたくないな。
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