少年に見つかって絶対絶命

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オレは、腹が減っていたので540円をレジに置いて…事務所へと入っていった。   事務所の中は、多少は物が散らかっているが、食べる所には最適だった。   幸い、ガスも水も使えたので、お湯を沸かし『苺クリームやきそば』を貪った。   味は…甘かった。   そして要約、落ち着く事ができて振り返ってみると…オレは悪運が強い事が分かったが、運はないと思った。   事務所に置いてあったラジオを付けてみた。   『NEWSです。人口島『エデンの楽園』に震度7がありました。引き続き、余震には気をつけ下さい…』     震度7⁉ だから、こんなにも荒れ放題だったのか…   NEWSを聞いていると…オレは行方不明の一人みたいだ。   …って事は…オレ以外の人にも接触があるという事か…   気をつければいいのか…気を配ればいいのか…複雑な心境だ。   その時… 大きく縦に揺れ始めた。   オレは、床に張り付きながら、揺れが引くのを待った。  とにかく…ここには長くいられない。 しっかりとオケを持って外にでると…   「あっ…」   「あっ…」   冷ややかなつぶらな瞳で見つめる少年と目があってしまった。   オレ…大ピンチ⁉
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