腹減って絶対絶命

2/2
前へ
/55ページ
次へ
町をさ迷う事1時間。   町に虚しく、昼の12時を指すメロディが流れる。     ぐぅ~。     そして、オレの腹も鳴る。   そういえばオレ… 朝飯も食べていない状態だ。   このままでは、違う意味の絶対絶命のふちに立たされてしまう😓   ふと、見上げると… ニコちゃんマークのコンビニエンストアーを発見する。   普段は、何も感じないニコちゃんマークだが…   今となっては、自分の姿を嘲笑うかの様に、見てえ仕方がない。   股間に、オケをガッチリ構えてコンビニに入る。     …。 しかし、ここも唖然と誰も居なかった。 ほっとする様でないような…このモドカシさを早くなくなりたいものだ。   見慣れたコンビニにも、地震の被害にあっていた。   棚という棚は倒れて、物は散乱している状態。   注意していないと、割れた窓ガラスの破片で怪我をしてしまいそうだ。     ぐぅ~ぐぐぐっ。   オレの腹は限界に近づいている。 一刻も早く食べ物をあさくった結果…   倒れた棚からやっとの事で手にしたカップ麺は⁉     …何なに?   『苺クリームやきそば』⁉     「なんじゃ、こりゃ~」   オレは、腹の底から絶句した。 よりによって変な食べ物を発見したからだ。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加