信頼

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光次 「腹減った」 影次 「僕も」 雅彦 「そう?僕はぜーんぜん」 影次 「どっかで軽く食べちゃう?」 光次 「だな」 雅彦 「僕甘いの食べたいな」 光次・影次 『たこ焼き』 雅彦 「なんだよ。二人して食べるの決まってんの?」 光次 「いや、偶然合っただけ」 雅彦 「そうなの?」 影次 「うん。まあね」 雅彦 「でも、お前達って良いよな」 光次 「はぁ!?」 影次 「なんで?」 雅彦 「だって、全然意見合わなくなった事ないだろ?」 影次 「まあ、ね」 光次 「信頼は出来るな。」 影次 「うん」 光次 「俺がして欲しい事ちゃんと分かってくれるし」 影次 「気が合うから行動しててうざく感じるけど楽かな」 光次・影次 『お互い嫌い同士だし』 雅彦 「そうなんだ」 光次 「そゆこと」 雅彦 「良いね~。僕もそういうダチ欲しいよ」 光次・影次 「いや、居ない方が良いって」 雅彦 「なんで?」 影次 「いくらなんでも気が合い過ぎるのはあとから大変になるはずだから」 雅彦 「そうなのか?」 光次 「まあな。そういう時の対処方があるのは信頼の明かしなんだろうけど」
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