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side*M
警視に昇格した佐伯さんこと緋翔くんとチームを組む事になった。
嬉しいと思う反面、戸惑いも隠せなくて。
彼に憧れて、ずっとその背中を追いかけて、追いつこうと頑張ってきた。
でも、憧れはいつしかそれ以上の想いに変わっていった。
自分でもどうすればいいのかわからずに、素っ気ない態度を見せてしまってたから、複雑な気分のまま顔を合わせる事になって。
相変わらず綺麗な顔で、穏やかな笑顔を俺に向ける緋翔くんがそこにいた。
必死になって隠してきた想いが、再び溢れ出しそうになる。
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