ミチシルベ

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ミチシルベ

甘味処が どこにあるかで 今は 目をさえさせてる それで精一杯   言葉遊びは 尽きてしまった だけど 思い出までも 朽ち果てぬように   夜が明ける頃にふと 人恋しさに襲われたら     「泣けばいい 泣いちゃえよ」   誰にも気づかれないさ   「笑われてもいいさ」   誰のためでもないさ   人生は     ぬかるみを避けて 名も知らない花が 咲き乱れようと 準備運動   せせらぎのかおり 名も知らない虫が 鳴き続けている 呼応するように   霧が晴れる頃にふと 人心地をつけられたら     「後ろは振り返るなよ」   別れ、惜しまずにゆけ   出会いと涙   それは神様からの   道しるべ   火灯し頃にふと 人恋しさに襲われたら   「泣けばいい泣いちゃえよ」 自分自身のために 「笑われてもいいさ」 誰のためでもないさ 人生は
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