再逢

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再逢

十二月二十一日。 一昨日からの雪が、今日も止まずに降り続いている。 あたしが教室のドアを開けて、中へ入るなり、クラスメイトであり友人の白石柚花【シライシ ユカ】が駆け寄ってきた。 「霞澄、おはよ~♪」 こうして柚花が、あたしの許へ駆け寄って来るのは毎朝の事なので、あたしももう慣れている。 しかし、今日の柚花は何時にも増して嬉しそうだったので、あたしは今日は何かあったかなどと考えるが、結局は何も思い浮かばない。 取り敢えず、あたしは柚花に朝の挨拶を返す。 「柚花、おはよう」
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