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「いや・・・もう、終わったんだ。何もかも」
広大な墓場を出ると小さな2人の少年が横を通り過ぎていく。それは、自分と兄の生き写しではないかと思われるほど似ている少年達。あれは、兄弟だ。
(次は、間違えないように・・・)
きっと、彼らは自分達が生き間違えたものを正すために生まれたのだろう。
「俺は、兄を殺した。俺の役目も終わったんだ・・・」
空に浮かぶ片雲を眺めながらあの少年達の先を描いてみる。だが、途中まで描いてその先はやめておいた。
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