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「もう、俺は永遠じゃない。元々、俺は"永遠の使者"で兄は"瞬間の使者"・・・俺達がひとつになったときに人間になる」
「お前は人間になったのか?」
「多分。でも、別に何も変わった様子は無いんだ。あのビルだって登れる・・・―――痛ッ!何してるんだ・・・」
腕に噛み付いた。いつもならばそんな傷跡などすぐに消えるのだが、今回は違った。
「回復能力が無くなったのか?」
「いや、無敵じゃなくなっただけだ。もう、銃でも何でも死ねる」
「そうか・・・」
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