第2章[訪問]

3/4
前へ
/162ページ
次へ
[まもなく、夏川駅に到着いたします] 静かに放送が流れる。 凜は立ち上がる。 その拍子に、手帳が手から滑り落ちる。 「ぁ」 千世の笑顔が眩しい。 愛しい。 凜は駅に降りる。
/162ページ

最初のコメントを投稿しよう!

926人が本棚に入れています
本棚に追加