第3章[出発]

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千世はうとうとしだす。 もうすぐ乗り換えだ、そう言い聞かせても瞼が重い。 千世はかぶりを振って、眠気を誤魔化す。 でもやはり、睡眠欲には勝てなかった。 千世は深く眠ってしまった。 乗り換え駅に到着しても目を覚まさない。
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