第3章[出発]

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「お客さん…お客さん…」 「んむぅ…」 千世は肩を叩かれて目を覚ます。 「?」 「お客さん、終点ですから降りてもらわないと」 「終点…?」 千世は思い切り立ち上がる。 「乗り過ごした…」 千世は駅員にお礼を言って、折り返す電車に乗った。
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