第4章[祈願]

2/7
前へ
/162ページ
次へ
「ここに住まわせてください」 凜は必死で頭を下げた。 「あのねぇ…。うちはバイトとか採ってないんだよ」 「違います。給料なんていりません。ただ、働きたいだけなんです」 「…」 凜はまた頭を下げた。 「お願いします」 「…部屋だけ用意してやる」 川村さんは、しぶしぶ了解した。
/162ページ

最初のコメントを投稿しよう!

926人が本棚に入れています
本棚に追加