第1章[決意]

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暖かな陽射し、甘いカフェオレの香り。 千世は目を覚ます。 「…夢」 千世は、自分の頬が濡れていることに気づく。 「おはよう千世」 仲原が、コーヒーカップを持ってやって来た。 千世は慌てて涙を拭う。 「おはよう寛」 いまはもう名前で呼び合っている。
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