『痴話喧嘩』

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沢田綱吉が今日初めて言葉を放った直後からなんとなく廊下に非難していた生徒たちは沢田綱吉と雲雀恭弥の闘いによって変わり果てていく教室をただただ見ていた 「恭弥は本当は俺のこと好きじゃないんでしょ!!」 「好きにきまってるでしょ、むしろ大好きだよ」 「俺だって恭弥のこと大好きだもん!!」 「僕は綱吉のこと愛してるよ」 「俺だって!!」 なんか痴話喧嘩からノロケ話になってるよ・・・ それなのにまだ戦ってるし お互いの気持ちがわかったんだからもう戦う必要ないじゃん あぁ、俺の机が・・・ 私の椅子が・・・ そんな声がちらほらと聞こえてくる 誰かこの戦いを止めてくれ・・・ そう切に願う1-Aの生徒達だった この後放課後になり草壁が雲雀恭弥を呼びに来るまでこの闘いは続いたらしい・・・ 翌日、なにがあったかは知らないがご機嫌の雲雀恭弥と沢田綱吉、疲れた表情の草壁の姿が学校内で見られたそうだ   管理人のなかで草壁は苦労かけられるタイプの人間だと思っています 壊れた教室やら恭弥がツナとデートに行ってしまった間の穴埋めは全部草壁さんがやるんでしょうね きっとそれは恭弥と草壁の間の暗黙の了解というやつなんですよ それが出来る草壁だからこそずっと恭弥の傍に居られるんだと思います ここまで読んでくださりありがとうございました .
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