『もしもシリーズ第二弾~獄寺との出会い~』

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今日は俺のクラスに転校生がきた。 「イタリアに留学していた転校生の獄寺隼人君だ。」 ザワザワ・・・ ふぅん。 あれが噂のスモーキン・ボムか・・・ にしてもすごい形相。 っていうか睨まれてるのって俺? ガッ!! 「ツナの知り合いか?」 「知らないよ!」 本当に。 いや、ある意味では知ってるけどね。 でもなんでアイツは日本に来たんだ? まぁ予想はつくけどな・・・ グッバイ、俺の平穏ライフ。 ・・・なぁんて、言ってる場合じゃないかもね~ ドン!! 「おーいて、骨折しちまったかも。」 「ごめんなさい!ごめんなさい!」 ダメツナってわざわざ不良に喧嘩売るようなことしなきゃだから面倒だよなー。 第一あの程度で骨折するっておかしいだろ。 あぁ、なんかイライラしてきた。 ・・・まぁ、半分はコイツのせいなんだけどな。 「目に余るやわさだぜ。」 出たよ、転校生。 授業中からずっと睨んでるし、さっきも教室でた瞬間から後追ってくるし・・・ あんたはストーカーですか? っていうかなんか言った? 「オレはお前を認めねぇ、10代目にふさわしいのはこのオレだ!!」 あぁ、その話ね。 どうぞなりたいならなってください。 俺、別になりたくないし? 面倒なの嫌いだし? 「目障りだ、ここで果てろ。」 次は果てろ宣言ですか・・・ っていうかそのダイナマイトどっから出した? しかも煙草でつけるのかよ。 「あばよ。」 あばよ=さようなら。 うん、帰っていいんだよね? いいよね?そこに隠れてるヒットマンさん。 .
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