初期設定

6/12
前へ
/12ページ
次へ
凛は…いや、凛に乗り移った何かは床に置きっぱなしになっているゲーム機を拾い、差し出してきた。 「さぁ…電源を入れてください」 「凛…?さっきやるなって言ったじゃない」 すると凛に乗り移った何かは顔をしかめて舌打ちした。 「…仕方ない。諦めましょう。」 「ほ、本当に?」 簡単に諦めてくれると思ってなかったので安心した。 「貴女様が引き受けてくれないなら、チャット…凛様の命を回収しますね。」 え…? 「凛は回収されたんじゃ…」
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加