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無関心過ぎる人の優しさに飽きて
無理して笑って「何にも無いよ」って言う
きっとこれで大丈夫
私の本音だって気付きはしないでしょう?
この世界をやり過ごす為の喪失感なら
孤独な涙を庇う一人の夜よりましだって思った
解けない呪文が今も在るの
暗かった部屋を埋めた言葉
誰かがいなければ生きては行けない事
大人になっても分からずに居たけど
堕ちる場所まで墜ちてしまった
綺麗な羽もボロボロになった天使はいつでも
希望を捨てず逃げ道と言う時間に向かって
光を得たのだと思う
まるで表向きな白も切り裂けば真っ黒だろう
見慣れたその姿をもう驚いたりしないでね
青より深い空の中でいつも嘆きを歌うわ
哀れだって醜いって感じたら
それだけ少しは楽になれる
届け負のラプソディ
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