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「智波(ちなみ)!」 「はーい?」 「そろそろ茶碗にご飯ついでくれる?」 「はーい。」 しぶしぶソファーから立ち上がり、4人分のご飯を配る。 「椎夏呼んできて!」 「はーい。」 椎夏は自分の部屋にいる。 いつも学校から帰ると自分の部屋にいる。 「しぃー!夕ご飯ー!」 「分かったー!」 そう言ってバタバタと走ってくる椎夏。 「何してたの?」 「マンガ読んでた。」 椎夏は私よりもおとなしめな性格だった。
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