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「えっ…でも由紀と和也いないよ!?」
夏希は焦った様子で
ひよりに話かける
けれどひよりは余裕の笑みで
夏希に向かってピースサイン。
「だいじょーぶ!!そこんとこ2人にはもう言ったから!!」
夏希はひよりの迫力に
負けて言葉を詰まらせ、
やはり不安な顔でひよりを
見つめる。
そんな夏希に向かって
広斗は笑いかける
「ならいいんじゃねぇ? 夏希気にしすぎ~!!気楽にいこーぜ、なっ?」
広斗の笑顔に夏希は
顔を赤らめる。
「広斗は考えなさすぎ…」
僕はそんな2人を見ながら
日頃思っている事を
ついポロッと言ってしまった。
あ、ヤバッ なんて思いながら
顔には出さずに広斗を見る
すると案の定、広斗は
夏希に向けていた視線を
俺に向け笑っている
がしかし、目が笑っていない
「ん?ゆーたくん。今なんて言ったかなぁ?」
ガタッ、広斗の座っていた
椅子が揺れ、広斗が僕に近づく
僕は焦って広斗を見つめる。
「えっ?僕は別になに…って、 うーわぁー!!!これ以上近づくなっ!!」
距離にして約1Oセンチ、
僕は久しぶりに大声を出して
広斗からよけようとする。
広斗はキス魔だ、
男女関係なくキスしてくる。
僕は必死にキスされないように
広斗の顔を手で抑える
.
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