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こんな町外れの人通りの少ないとこに
喫茶店なんてあったのか..
俺はドアを開けて中に入る
頼斗
「こんにちは~」
「いらっしゃいませ!!..って頼斗??」
頼斗
「美玖なんでここに??」
喫茶店に入った俺を迎えたのは
名波美玖(ななみ みく)
俺の幼なじみであり
今日迷ってばっかなのはこいつのせいだ
俺は椅子に座ってメニューを見る
頼斗
「美玖が先に帰るから
迷いまくったんだけど」
美玖
「あー!!頼斗が方向音痴なの忘れてた!!
べつにいいではないか
ここまでこれたんだから!!」
美玖は「うんうん」と頷く
相変わらずチビだし変なしゃべり方..
頼斗
「はぁー..カフェオレ頼んでいい??」
美玖は「はーい!!」と言って
店の奥へと消えて行った
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