幕開け

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 貴方のことが海よりも深く、空よりも広く愛してた。  そんな恥ずかしいセリフを今になっても言えるくらいやっぱり貴方が好きで、忘れられません。  信じられないくらい甘かったり、しょっぱかったりしたあの日々が目を閉じると目の前に現れます。   だから今でもあの出来事を受け入れらるずにいます。  なかったことにしようと必死に忘れようとしています。  だけど忘れられるハズがありません。  忘れると言うことは貴方との思い出もなくしてしまうから。  でも、やっぱり苦しいのは矛盾しているのでしょうか?  真実を知りたい。  知れば楽になるかもしれない。辛くなるかもしれない。  怖いけど、これ以上貴方に降りかかった出来事を胸に秘めたまま生きて行けそうにない。  貴方を好きなままの私でいたいから、私は一歩踏み出す努力をしようと思います。
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