伸ばした手

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いつからだろぅ、見捨てられたら本当にカラッポになってしまう気がした。 いつからだろう、少しずつ少しずつ、心と身体は壊れた音を出し始めたのは。 分かっているのに、無力で愚かな私は震えながらも手を伸ばしてしまう。 こんなにも憎くては苦しくて仕方がないのに、過去に目を背け、私の心は求め続ける。 あなたがいなくなって………苦しく悲しくてもどかしくて。 今日も私はあなたを思い、あなたの幸せを願う。 そしてまた私は愛を求め、手を伸ばし続ける。
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