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「ふぁぁ~っ…」
「どうしたの小君?」
「だりぃ…」
「大丈夫?」
「大丈夫…」
眠くて仕方がない俺は、机の上に突っ伏した。
最近面白い事ねーからこんな事に…
「ねぇ、暇(ヒマ)なんだったらさ、3組行かない?」
「はぁ…?3組?」
「みかちゃんのいる組!」
みかってまさか…
おかげで一気に目が覚めた。
みかとは俺の幼なじみで、望と俺と3人で昔よく遊んだヤツだ。
見た目が少し可愛い方に入っているため、男子にはモテるが本人は自覚していないようだ。
「わりぃ…俺、パス。」
「なんで?」
「なんかすげー緊張する…」
「なんで幼なじみなのに緊張するんだよ!?ほら、行くよ!」
望は、そう言って俺の手を引っ張って行った。
俺が緊張する理由は…そう。
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