きらきら星

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僕らが仲良くなったのは今年の春、桜が咲くか散るか、それくらいの頃だと思う。 彼女とはアルバイトをしていたインテリアショップで出会い、僕らの関係は上司と部下だった。 元上司とはいえ同い年で気が合ったこともあり、3ヶ月前に僕が仕事を辞めてから頻繁に連絡を取り合うようになり、今ではどちらかの家に泊まったりなんかしてしまうことも普通になった。 はじめのうちは職場での癖が抜けずに敬語で話してしまっていたが、自然に変わった。 ただ相変わらずお互いを名字で呼び合うけれど、それもまた心地よく感じる。 多分、今はまだこれくらいの感じがちょうどいいんだ。 でも多分、僕は彼女に恋をするはずだ。 きっとそう遠くない未来に、多分ね。    
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