◆~親友~後編◆

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「沙助」 煉がそう呟いた瞬間! 煉の周りで漂っていた5つの刀が急加速し、生き物のように動き出した! そして、襲い来る銃弾を刀が全て防いだのだ! 「ハ! それがどうした! どんどん撃ち続けろ!!」 フィスタはそう言ったが、セイバーナイトは撃とうとはしない。 何故ならマイクがまるで動くなと言わんばかりにこちらに右手の向けていたからだ。 「ま、マイク?」 「オレガ……ヤル」 そう言うのと同時に走り出した! そして、マイクが煉の右足目掛けヨーヨーを放ってきた! しかし、煉はぴくりとも動かず刀が勝手に動き出しヨーヨーを防ぐ! 次は左足! しかし、刀で防ぐ! マイクの手捌きが余りの速さに見えず、連続で放つヨーヨーが無数に見える程次々と攻撃するが、刀がそれをすべて煉には通さない! 「な……あの刀を全て斎藤 煉が操っているのか?……そんなことができる筈が……いや、操っているのならまだ手はある!」 煉の後方にはセイバーナイトが銃を構えている! 死角からの攻撃はいくら煉でも防げない!
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