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煉はすぐさま後方に跳び銃弾を回避する。
そして、風を宿した刀を天高く振り上げた!
「《風の……》」
「!?」
マイクの周りにも四本の刀!
「《……刃》!!」
煉が刀を振り下ろし鎌鼬を放つと、マイクの周りにあった四本の刀も自らを振り鎌鼬を放つ!
直撃したマイクは怯みはしたが、体を機械化していた為ダメージは余りない。
「沙助!! 合体だ!!」
「うむ!!」
煉がそう言うと、マイクが怯んだ隙に四本の刀が煉の元に集まる。
そして、四本の刀が煉の持つ刀に吸い込まれるように合わさった!
すると、煉の右手には自分の身長の何倍もある大きさの刀!
「いっけぇ!!《風の巨刃(カゼノキョジン)》!!」
「ぐおぉぉぉ!?」
煉がそれを振るった瞬間、超巨大な鎌鼬が発生し、マイク諸共フィスタとセイバーナイト達を大きく吹っ飛ばした!
そして、再び五本の刀に分散した沙助。
「今すぐにでもこの基地をぶっ壊したいけど、泰陽が優先だ」
煉がそう言うと、フィスタは鬼のような形相で立ち上がる。
「ぐ、ぶっ壊すだと?……調子に乗るなよ、餓鬼が!!」
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