14人が本棚に入れています
本棚に追加
良二はその後殴られた腹を抑えてとぼとぼと校舎内へと足を踏み入れて行った
1年B組
1クラスは学級40人制である
良二「おぇ……やっと着いた……」
良二は未だに腹を抑えたまま苦しそうに口から出そうなものを耐えながらやっと四階にある1年の教室に着いた
みお「遅いよ!良二!何やってたの?」
みおは周りの殆どが男子から見るに自分の席であろう机に堂々と座っていた
良二「2ページ戻って振り替えろや」
良二は怒りのあまりか顔はかなり冷めていた
みお「あんたの自業自得でしょうが」
良二「だからっていきなり腹殴るやつがあるか!?」
みお「元々あんたがいきなり変なこと私に頼んでくるのが悪いんでしょうが!!」
良二「はぁっ!?俺はただお前に頼んだだけじゃん!」
みお「そんなこと一々始業式に言うやつがあるか!!」
良二「んだと!だったら……」
?「うるさいわーーー!!!」
ゴンッ!ガンッ!
突然二人の頭に強烈なげんこつが浴びせられた
?「まったく初登校からよくそんなハイテンションだなお前達は!」
みお「痛っ~~~」
良二(やばっ!今のでまた腹に衝撃が……)
みおが殴られた頭を抑えているのはまだ分かるが良二に関しては殴られたところより腹を抑えながら床に膝を着けていた
最初のコメントを投稿しよう!