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真っ暗な住宅街…
浩也は、37ー2番地(T字路)で、風を待ちながらがパンを食べていた。
右の方から、風が走ってきた。
「悪い、遅れた…。お前、何食べてるんだ?」
「パン」
「何パン?」
「確か、超絶あんカレーメロンロールパン」
「……そんなの売っていたのか…。美味いのか?」
「………普通」
「最初の沈黙は、一体何だ!?」
「まあ、落ち着いて」
「凄く気になブッ!?」
顔面に何か突き付けられた。
「何だコレ?」
「こしあんパン…。欲しい?」
「くれ!!」
浩也の手にある、あんパンを奪い取った。
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