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朝の挨拶（ツッコミと叱り混じり）を返され、年の頃１８歳くらいの丸刈り頭で、目鼻立ちパッチリとした顔だが、ちょっと頼り無さげな雰囲気をした少年が
少年『すみません…仕事の邪魔でしたか？』
男がパソコンの前に座り手を動かしているのを見て言った
少年『…ですが僕はここでしかご飯は食べていないので、朝からテンションが高いのはシェフの料理のせいですね…』
などと男のツッコミに小声で軽く切り返した
少年のセリフに痛い所を突かれたのか男は直ぐ様に
男『なら今日からお前は飯抜きだな！それとそろそろ荷物が来るからそんな入口に立ってないで早く着替えて来いよ！』
言われた少年は顔にかなりの動揺と落ち着きの無い体を男に見せて必死に謝罪の弁を奮うのだった
そんな最中にも次々に従業員達が入口から挨拶と共に丸刈り頭の少年を押し退ける形で入って来た
男『おはよう剛志（つよし）ってかそこ居たら邪魔だから！あっ！！おはようございますシェフ！』
そういって入って来たのは２０代半ばくらいの長身で少しゴツイ感じのする男だ
ゴツイと言っても筋肉ムキムキのゴリマッチョな感じではなく、その長身にバランスの良い肉付きで無駄な脂肪が無く、多少顔が四角い形なうえに、ヘアスタイルも短く薄赤い髪を全て逆立てているからか余計にゴツイ印象を与えるのだろう…
ゴツイ男の挨拶を受けて
剛志『おっとっと！おはようございます仁科（にしな）さん！』
入口から避けながらも
男『ヨォ！おはようさん仁科！』
シェフと呼ばれる男はマウスを移動しながらも
それぞれが仁科の挨拶に返したのだった
そして更にその仁科の後ろから違う男の何処か間延びした朝の挨拶の声が聞こえて来た……
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