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俺は土と正面衝突したが、土は脆く崩れ去る。驚いている盗賊をまた剣で切り上げる。
返り血を浴びてしまったが、いつものことだから仕方ない。
「少しはできるみたいだな。お前の魔法は一体なんなんだ?」
盗賊の中で、リーダー格の男が俺に話しかけてきた。だが俺は質問に答える気もなく、一気に間合いを詰めようと走った。
リーダーらしき男は、俺に一本のナイフを投げる。俺はそれを剣で弾こうとしたらナイフは大量に分身した。
「ふはは! これぞ我が魔法! 投げたものと同じ今まで触ったことのあるものを分身させて飛ばす魔法だぁ! ナイフなら投げたナイフと、今まで触ったことがあるナイフを一時的に、お前目掛けて飛ばすことができる。しばらくしたらまた元あった場所に戻るがな!」
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