戻れない立場

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戻れない立場

溢れた雫は輝きながら落ちた。 目に映る真実には必ず影がある。 モノクロの世界の中心に、 本物の私が立っていたんだ。 光って どうやって失ったんだろう――― 忘れかけていた記憶を頼りに、 鮮やかな世界を目指して、 今を歩く。
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