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『泣かんでよ、馬鹿』
愛しい。
これからはすばるのいない日常に戻るんだ。
たった四つの季節を過ごしただけの
短い期間かもしらん。
けど‥
ずっとしあわせやった
しあわせすぎて
なんやもう
もう
終わりなんや?
辛いよ、
辛くて胸がはち切れそう。
こんなに
痛いなんて
もう
恋とか
せんでええ。
一生分の恋
捧げられたから。
『愛してんで‥』
もう
その言葉があれば大丈夫。
そう強がって
酒を浴びて
友人に弱音を吐いたりして
自分を押さえた。
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