1章

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お互い どんな仕事してるかは 知ってる。 知ってる上で 付き合ってるから。 関係あらへん。 今二人で居ること 社会での立場は そないに重要やないもん でも一日疲れて 飲むお酒は あなたが居るから 幸せも二倍。 いつもすばるに酔ってた。 普段言えへんよーな 言葉 時に素直に言えず不安にさせたりする その魔法の言葉も 今ならいくらでも くっさいくらいに 目え見つめながら 言える。 『すばる?』 『んー?』 『うちのこと好き?』 『なっ‥急になんやねん。』 『せやんなあ急やなあ(笑)』 『オレは今お前しか見てへんで。』 ----ブフッ!!!!! よう 二人して しょうもないことで 笑ってたっけ。 『ほんま‥すき』 『分かってる、オレもやで』 人目はばからず 居酒屋で 手を握りあう アホっぽい二人を 大阪の人は 笑いながら 幸せーやんなっ なんて言ってくれた。
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