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「私は自分も世界も何も嘆いたりなんかしない。勝手に失望して見捨てて目を瞑って楽になろうとも思わない。私は…此所からも貴方からも己の運命からも逃げたくないっ…」
一度は義兄さんのように『鬼』に喰われ逃げようとした―…
でも…
何時カ見タ夢ハ ツツ闇デ流離フ 一匹ノ兎
二度と後悔はしたくないから…。
「その汚れた魂霊を現身より解放し 奈落の底にて忘機逃禅 深き眠りにつけ―…」
ソノ碧キ瞳ハ 紅蓮ノ炎ヲ宿ス
「鬼狩り・開始―鎮魂曲・発動」
私は貴方を斬り己の鬼を喰らい碧き瞳を持ったこの運命と闘う
end.
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