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何も考えず、ただひたすらに、ただ本能の赴くまま素直に萌の唇を貪り続ける。
浴室には湿った卑猥な音が響いていた。
そんな音すら俺を興奮させる。
もっと……もっと……。
「……んっ……あっ……」
重ねた唇が離れた刹那に萌の口から漏れ出す淫靡で甘い声。
その声をもっと聞きたくて俺は唇を萌の首筋へと持ってゆき、押し付け、軽く歯を立て、力一杯吸い付く。
「んんっ、ふぅぅ……」
頭を後ろへとのけ反らせて萌が甘い声と熱い息を吐き出す。
もっと……もっと……もっともっともっともっと…………。
萌の首筋から唇を離さず、控え目な胸の膨らみを乱暴に揉みしだきながら俺は床に萌を押し倒した。
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