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■あげは(Ｍ)
「７つ上のお姉ちゃん
美人で 賢くて
優しくて
高校時代
“西宮の華“とも
謳われた
大好きなお姉ちゃん
お姉ちゃんみたいに
なりたくて
努力しない日々は
なかった
高校も迷うことなく
西宮女子高等学校を
受験、合格!!
なにをとっても
完璧なお姉ちゃん
その存在自体
あたしの
憧れだった」
■あげは(Ｍ)
「なのに」
■あげは(Ｍ)
「４年前
突然紹介された
『大原 誠』とかいう
あの冴えない
じみ～な男に
あたしの姉ちゃんを
とられるなんて
とられるなんてっっ」
■母
「お式はどうするの？」
■ひばり
「するわよ？
どうせ２人共
結婚する気でいたし
順番逆に
なっちゃったけど
幸せなの//」
【SE－机を叩く音】
■あげは
「…ない」
■母・ひばり
「え？」
■あげは
「あたしは
認めないから!!」
■あげは(Ｍ)
「こんな
裏切りってないっ」
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